「ありがとうゴースト!」 難病と闘う3歳児、仮面ライダーと交流し変身 母のツイートに主人公俳優が返信
3歳の矢野秀虎(ひでとら)君は、生まれた時から難病と闘っています。
定期的に輸血をしないと命を保てません。
苦い薬や痛い注射に向き合うとき、「仮面ライダーゴーストになるんだ!」と変身ベルトを着けて勇気を出します。
ある日、そんな秀虎君にゴーストからメッセージが届きました。
きっかけは、母親がつぶやいたツイッターへの投稿でした。
【写真】病室で遊ぶ秀虎くん。母の菜津美さんが手作りした仮面ライダーゴーストの服を着て笑顔に
◇人生の3分の1を病院で
東京都立小児総合医療センター(府中市)。
秀虎君はここの病室にいます。
生まれつき、ダイアモンドブラックファン貧血という難病を抱えています。
骨髄の異常で体中に酸素を送る赤血球を作れません。
3週間に一度、入院して輸血を受けないと貧血が進み、命の危険があります。
入退院を50回以上繰り返し、人生の3分の1を病院で過ごしてきました。
完治するには骨髄移植しか道がありません。
今年1月、ドナーが見つかり、移植に向けて無菌室での治療が始まりました。
薬の副作用で髪の毛が抜け、高熱が出ました。食べたものを吐いたり、下痢になったり。
ベッドにぐったりする日も多くなりました。
薬や注射の前には30分以上泣きわめき、なかなか治療に入れないこともありました。
◇力をくれたゴースト
そんな秀虎君に力をくれたのが、ゴーストでした。
ゴーストは昨年10月からテレビ朝日系列で放送が始まった仮面ライダーシリーズ。
「眼魂(あいこん)」と呼ばれる15個のアイテムをそろえると願いがかなうというストーリーです。
秀虎君は、病気と闘う自分をゴーストに重ねました。
苦手な薬や痛い注射の前に、必ず「ちょっと待ってね」と言って、おもちゃのベルトを装着。
母の菜津美さん(36)が手作りしたゴースト柄の上着をまとい、「ゴ、ゴ、ゴ、ゴースト!」。
ゴーストに変身して、立ち向かうようになりました。
「狭い病室で友だちもいない息子が頑張る理由がみつからない。
自分がゴーストになりたいということが目標になって、もう頑張れないという時の希望になった」と菜津美さんは話します。
withnews 4月3日(日)7時0分
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◇きっかけはツイッター
移植を終えて約1カ月過ごした2月11日、無菌室を出ることが決まりました。
その日の夜、菜津美さんはツイッターに書き込みました。
「ベッドの上に横になるだけの日々の息子に、ゴーストは本当に力を与えてくれました。ありがとう 仮面ライダーゴースト!」
子どもの病気を友人に話せば心配をかけてしまう。
匿名のツイッターなら、誰にも心配をかけず、素直な気持ちを出せました。
このつぶやきを、ゴーストを演じる俳優の西銘駿さん(18)が目にしていました。
「ゴーストが子どもに夢や希望を与えられることを実感した。うれしくて涙が出ました」と、西銘さんは当時を振り返ります。
事務所から個人にメッセージを発信することは禁じられていましたが、思わず自分のツイッターに書き込みました。
「身内にこのツイートを見せてもらい、本当に今まで仮面ライダー、一生懸命やっててよかったなと思いました。
闘病生活辛いと思いますが、辛くなくなるくらいテレビで頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!!」
◇無菌室へビデオメッセージ
この二人のやりとりはネット上でも話題になり、テレビ朝日が朝の情報番組で取り上げました。
番組スタッフが、西銘さんのビデオメッセージを手に秀虎君の病室を訪れました。
「ひでとらくん! こんにちは。げんき、もらいました」
憧れのヒーローにそう呼びかけられ、秀虎君は少し照れながら母に抱きつき、笑顔を見せました。
小さな声で「ゴースト」と呼びかけ、手を振りました。
番組スタッフが病室を出ると、母に「やったあ、やったあー」とうれしそうに繰り返しました。
「まるで奇跡。病気に立ち向かう勇気をもらいました」と菜津美さんは言います。
骨髄移植の結果は、まだ分かりません。良い知らせが来ることを祈るようにして待つ日々です。
「いままでのべ68人の方から輸血用の血液をいただいてきました。
そんなみなさんから頂いた命。ヒーローになりたいという願いを、かなえてやりたいです」。
菜津美さんは、力強く語りました。
※以上です。
本当に3歳児がみてわかるんかいな
ライダーベルトでへんしんした
かっこいいヒーローがひっさつわざで
わるものをやっつけるぞ
って部分だけでいいんだ
ヒーローはこういうのがいいよ
そうかあ
そんなのやってたんだね
ショッカーの幹部が慰問に行って
「こんな社会を変革するためにショッカーに入らないかい?」
とかやったら流石に洒落にならんだろうな
仮面ライダーショーに行くと必ず客席から数名さらわれ
お前らはショッカーに入れと言われて入団テストとしてマットで前転とかさせられてたのを思い出した
最後おもちゃセット渡されてたのが子供ながら悔しくて親に当たり散らしてたよ
てめえがゴーストに紛争してじきじきに出向けよクソ俳優
虎の娘がええわあ
実際には難しいんだろうなぁ
なんであの子だけ!ってやっかむ人も出てくるだろうし
このくだりで泣ける。
まだ3歳だもんなー。
ベルト買ってあげて
あとはチビリチビリと眼魂買い足してやればいいかと思ってたら
まさかのベルトのモデルチェンジとか、もうね…
今朝もベルト装着して見てたわ
記事内の「やったあ、やったあ」が息子の声で再生されてウルってきたよ
子供達に勇気を与えるものなんだよなぁ
枠苦しいだろうが局は続けてね
東映には闘病中の子供の慰問とか正式に考えてみてほしいなあ
闘病だったらやってれなくても、病気という悪の手先と戦ってると思えば少しは頑張れるんじゃないか
なんにせよ、ナイスだぜゴースト!
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