日本人の20人に1人…アスペルガー症候群のグレーゾーンに位置する「隠れアスペルガー」の人々

1:2016/02/22(月) 21:12:38.46 ID:

 
日本人の20人に1人…アスペルガー症候群のグレーゾーンに位置する「隠れアスペルガー」の人々



 社会に出ると、コミュニケーション能力がモノを言う。大人だけではない。子どもの社会でも、今やコミュニケーション能力が
ヒエラルキーの序列を左右するという見解もある。空気が読めない発言をしたり、突拍子もない行動をしたりすると、
ときに「アスペかよ」と辛辣な言葉が浴びせられる。

『隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)』(吉濱ツトム/ベストセラーズ)によると、「コミュニケーション能力が乏しい」
「情緒不安定」「劣等感が強い」「天然」…このような特徴を持つアスペルガーの人たちは総じて“生きづらさ”を抱えている。
本書によればアスペルガーを含む多くの発達障害は、「先天的な脳の器質障害」であり、生育歴は一切関係ない。

 ところで、アスペルガー症候群は、精神科を受診すると「アスペルガー症候群である」と診断が下される。
しかし、症状が比較的弱いために、アスペルガーの診断が下されず、周囲からも「ちょっと変わった人」としか見なされない人たちがいる。
その人たちを、本書は「隠れアスペルガー」と呼んでいる。人数にすると、日本では真性アスペルガー(本書では「隠れ」に対してそう呼ぶ)が
90~100人に1人いるのに対し、隠れアスペルガーは40~50人に1人。発達障害カウンセラーとしてアスペルガーを診てきた著者の体感では
20人に1人はいるのでは、と推測している。

(続く)
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