格安弁当のルール 業者「タネの卸先は絶対質問しない」

1:2016/02/08(月) 12:08:24.54 ID:

 廃棄カツは1万枚以上が弁当店に横流しされ、おかずに使われていた。300円を切る安さを競い合う格安弁当。その食材に、
廃棄品がなぜ紛れ込んでしまったのか。舞台裏を探った。

【写真】愛知県内の弁当店が横流しされた冷凍カツを仕入れた時の伝票。単価は75円、品名には「ココ壱番 ビーフカツ」とある

 平日の昼時。名古屋市の繁華街にある弁当店に、空揚げやカツ、焼き魚など24種類の弁当が並んだ。すべて税込み270円だ。

 「安いし、毎日きても飽きない」と常連の男性(55)。サラリーマンやタクシー運転手が次々に訪れ、弁当の山がなくなると、厨房(ちゅうぼう)からすぐに補充される。

 経営者によると、弁当の原価は「40~45%以内が目安」という。1個当たり120円程度で、ご飯、付け合わせ、容器代などを
差し引くと、メインはその半分「60~70円に抑えたい」。

 その日に安く仕入れられた食材でメニューを考える。食材費がかさんだ時は量を減らし、ソースやカレーをかける。

 賞味期限が近い、形が整っていない、在庫処分など「訳あり品」も仕入れる。今回、この店に廃棄食品は流れてこなかったが、
経営者は「見た目でおかしなところがなければ、見抜けなかったかもしれない」と話す。

 愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業ダイコーが横流しした廃棄食品。愛知、岐阜、三重の3県などによると、カレーの壱番屋の冷凍ビーフカツだけで、
約1万6千枚が弁当店に売られていた。

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