カフェイン入り清涼飲料水大量摂取、20代男性が中毒死…眠気覚ましで常用

1:2015/12/21(月) 09:42:11.22 ID:
九州地方で今年、眠気覚ましをうたうカフェイン入り清涼飲料水を頻繁に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で21日までに分かった。
胃の内容物にはカフェイン錠剤の可能性がある破片も混じっており、錠剤がどの程度死亡に関与したかは不明だが、同教室は飲料の大量摂取が原因とみている。
状況から自殺目的で一時的に大量服用したのではないという。

厚生労働省食品安全部は「国内でのカフェイン中毒死は聞いたことがない」としており、常用での中毒による死亡は国内初の報告例とみられる。

男性はカフェイン入り清涼飲料水を、眠気を覚ますため日常的に飲んでいたという。同様の製品を販売するメーカーは「何本も続けて飲んだり、副作用が強くなるアルコールと一緒に飲んだりするのは避けてほしい」としている。

国内外で若者を中心に、カフェイン過剰摂取が問題となっている。
含有量の多い飲料が販売されている米国では十数件の死亡例が報告されており、「国内でも死亡例があるはず」とみる専門家もいた。
国内で摂取許容量などの基準はない。

福岡大法医学教室などによると、男性は24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝の勤務。
帰宅後は夕方まで起きていて、その後に寝て出勤する毎日だった。
エナジードリンクと呼ばれるカフェイン入り飲料を多用し、死亡する約1年前から体調不良を訴え、吐いて寝込むことを数回繰り返した。
カフェイン中毒症状とみられ、死亡当日も帰宅後に吐いて寝込んでいた。
数時間後に家族が気付き、救急搬送したが手遅れだった。
飲んだ量がどれくらいかは不明。

警察の依頼で福岡大の久保真一教授(法医学)が男性の解剖を担当し、カフェイン中毒死と判断し警察に報告した。
久保教授によると、男性は持病もなく目立つ異常はなかったが、血中に少量のアルコールが残っていたほか、胃の内容物や血液、尿に高濃度のカフェインが残っていた。

ソース:2015.12.21 09:13
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